戸渡尾根から小屋入り |
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2016年 04月 18日
昨日、18日に小屋に入った。いよいよはじまり。 今年はワッキー、森本さんが手伝いに来てくれて若頭後藤さんとわたしの4人で戸渡尾根から登った。 毎年都合付けば駆けつけてくれる仲間に感謝。 この日は初夏をすっ飛ばして真夏のような気温。手元の寒暖計は23℃。標高1000mの西沢渓谷でこの気温はまさに真夏の気温。半袖になって歩き始めた。 まだモノトーンの西沢渓谷。 新緑にはまだ早い。 しかしよく見れば芽吹きもひっそり始まっていた。あともう少しで透けるような緑の森の中を歩ける。 さて、徳ちゃん新道から汗をかきかき登る。雪などは勿論なし。 前回の偵察でも近丸新道との分岐まではまったく無かったけど、この気温に数日前の雨で更に雪解けは進んでいる様子。 4月7日の偵察時はここからチョロチョロ凍結箇所が出てきた。 10日経ったこの日は、雪も凍結箇所もなかなか出てこなかった。 2100m辺りでやっとチョロっと出てきた残雪。 前回はこの辺ですでにアイゼン履いていた。 シャクナゲのトンネルが終わって樹林帯に変わってもアイゼンを履くほどの残雪は見当たらなかった。 10日でここまで無くなるとはな。 この辺りから気温がうんと下がる。寒暖計は7℃。暑い陽射しは厚い雲に覆われてミゾレが降ってきた。やがて雨に変わる。寒さに耐えられず服を着込みカッパを羽織った。 その日の気象状況にもよるけど、下界の夏日から一気に冬になることの多い春の山。つい軽装になりがちなこの時期はとても怖い。 必ず防寒着としっかりしたカッパは必携。 2400m近くなってようやく残雪が残る道に変わった。 滑ると感じたら躊躇せずにアイゼン等の滑り止めをつけましょう。 主脈縦走路に出て木賊山へ。 もう標柱がしっかり見えている。 年によっては6月アタマの景色だなこりゃ。 木賊山から降り始めてザレ場に出ると甲武信が見える。ここのザレ場は10日前には雪がべったり付いていたけどすでにキレイになくって土が見えていた。 小屋に着いた。テラスが半分見えている。小屋前も雪が大分減ったし、小屋の北側の庭は土が見えている。 なんとも、今年は雪が確かに少ない。 仕事はし易くなるけど些か寂しい気持ち。 小屋から山頂までも雪は少ないが、樹林帯は凍っているのでアイゼン等をつけた方が断然早いし安心。 雪が少なくとも装備は変わらない。 この時期で雪が一晩で40cm積もる事も今まで何度もあった。 この日の様な激しい気温差は低体温症になるには十分あり得る気温差。 更に雨に濡れたら命に関わる事もある。 下界の暖かな気温に惑わされて軽装になりがちだけどGW過ぎまでは装備は冬の装備で。 備えあれば憂い無し。 今年は残念な遭難や事故が起こりませんように。 さて、明日はヘリの荷揚げ。天気良く無事に飛んでくれて、滞りなく済んでほしい。 それから片付け、掃除、雪掻き等々をこなして、来週中頃には落ちつくら知らん。 今日は快晴。昼の気温は7℃。 春の陽射しは紫外線が強い。日焼け止めも忘れずに。 お泊りの予約は必ずお電話お願いします。 づめ
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by kobushikoya
| 2016-04-18 12:41
| 小屋便り
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2016年 04月 07日
1500〜1700m辺りのシャクナゲに花芽が多く付いていた気がした。 #
by kobushikoya
| 2016-04-07 18:17
| 小屋便り
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2016年 04月 03日
後藤です。
4月頭、雲取山へ行ってきました。 初日は鴨沢から奥多摩小屋まで。 久しぶりのテント泊、思っていたよりペースが上がらず。やっぱり休暇中は身体が重い!です。 麓はポカポカ陽気でもう春の気配でしたが、登るにつれて寒々しくなります。天気もいまひとつのせいか、木の芽も固くギュッと引っ込んでしまったみたいに見える。ブナ坂あたりにはとけ残った雪が少し。 早朝、山頂避難小屋の寒暖計は0度。 町にいるとすっかり忘れている、この寒暖差。 山の上の生活を急に思い出した。 そうそう、麓は春なのに、冬に引き戻されるこの感じは、小屋のゴールデンウィークの頃みたいだ…。 翌朝は雲取山頂から、秩父側へ。 北側斜面はまだ雪がしっかり残っていました。 南斜面は雪解けで泥んこ道なので、登り下りするたびに、チェーンスパイクを着けたり外したりと、結構気を使います。しかもアップダウンが思ったよりきつい。秩父側からボッカするのは大変だろうな…。 白岩山の下りあたり。 なんとなく甲武信のあたりと似てるなぁ、と思い始めたら、ほんとにそんな風に見えてきた。 南の奥多摩側とは、はっきりと違うこの雰囲気。何がどう違うのか説明できないけど、 あ、ここは「奥秩父」なんだー! とシッカリ思えた風景でした。(当たり前だが) その感じが、嬉しいような、ざわざわするような。 そんな風に思った自分が可笑しいような、納得いくような…変な感じでした。 私は雲取は何度か来ていますが、三峰側を歩くのは実は初めてです。 今回は三峰神社にお参りするのも目的の一つでした。今年も一年、よろしくお願いします、とご挨拶。 小屋用に、お札を頂いてきました。 今年こそ、事故や遭難がない年になりますように! 休暇の最後の最後の悪足掻きで行ったような雲取山。 歩きながら、ちょっとづつ小屋入りのスイッチをジリジリと押していったような二日間でした。 この冬こそは、たくさん山に登ろうと思っていたものの、振り返ってればそうでもなく…。これは反省点。 どちらかというと、他の山小屋に遊びに行ったことの方が印象に残りました。 他の小屋に泊まってみるといろんな発見があるもので。小屋の食事や設備よりなにより、私はやっぱり小屋番さんの立ち振る舞いに目が行ってしまう…ということも発見でした。 休暇中「こんにちは」って遊びに寄れる場所ができたってことも、嬉しかったこと。 (これは小屋で働かせてもらってるという特権のひとつなのかもしれませんが) 山の中に、親しみのある場所がポツンポツンとできていくのは、渡り鳥の気持ちがちょっと分かるような…。 お世話になった皆さん、ありがとうございました! 今年はどんな甲武信小屋になるのかな。 体力に不安を残しつつ、 もう少しで小屋入りです。 ※そして明日4/4(月)、四谷コタンで小屋番頭の北爪氏ライブがあります。今季のライブ納めとなるのかな? よろしければ、是非ー! ご
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by kobushikoya
| 2016-04-03 11:43
| 下界から
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2016年 02月 23日
先週は丹沢へ。
行きたいと思いつつ10年以上経っていたかなあ。 あっ、塔の岳は4年前に行ったか。 その前は沢登りや魚釣りで何度か行ったくらいだった。 すでに鈍った体はヒーヒーだったけど。 2日目は気温も低く風が強くて顔が痛かったけど、冬っぽくて凛とする。 今回はいつもの「土日平日関係ない」メンバー。 気心知った人と行くのは楽しい。 楽しくて当初の計画を端折って「江ノ島にビール飲み行こうよ」なんて素敵な提案も飛び出した。 尊仏山荘に泊まり、蛭が岳〜焼山〜と約8時間歩いたけど、途中の休憩時に、密かにみんな最短下山⇨江ノ島⇨ビール、に惹かれていたけど言い出せなかったと知る。 何事も勇気が必要だ。 引き返す勇気を備えて行こう。 尊仏山荘のオーナーさんともゆっくり話ができてよかった。 小屋はそれぞれ、良くも悪くも小屋番の雰囲気がしっかり出る。 ゆったりした時間の流れる良い小屋だった。 他の小屋に泊まるのはたくさん刺激になり考えさせられて良い。 もし、わたし自身が今小屋番じゃなかったら、まだ小屋泊まりはしないだろうなあ。 金ないし。 今のわたしにはお金以上の物がある。 さて、明日はまた高円寺でライブ。 よかったら聴きに来てください。 2月24日 高円寺ALONE 開場19時 開演19:30分 1500円+ドリンク別途 3組出演。順番は当日発表。 今回は次の日も。 2月25日 福生チキンシャック 開場19時 開演19:30分 1500円+ドリンク別途 金峰山小屋の手伝いでもある友人ハヤシアキヒロの企画。 TEKO ISHIDA aka アロハ野郎 ハヤシアキヒロ 北爪清史 今までとはちょっと雰囲気の違うライブハウスで、今までとは違う雰囲気の曲をやります。 よかったら 是非! こんな感じで、今しか出来ないことをプラプラやっております。 づめ #
by kobushikoya
| 2016-02-23 09:55
| 下界から
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2016年 02月 17日
風邪気味引きづりながらも街の子を満喫してます。 広島行ったり、秩父に行ったり、茨城行ったり、高田馬場行ったり。 山も少し。 八ヶ岳行ったり、雲取山行ったり(三条の湯敗退)。 今日は5年ぶりくらいに丹沢へ。 尾根歩きは2回目。 こんな列車で行きたいねえ。 たまには山歩きしないと、身体が固まりそう。 知らない山域に行くのはワクワクするな。 #
by kobushikoya
| 2016-02-17 07:35
| 下界から
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