2016年 07月 23日
釜の沢から帰小屋 |
づめです。
風邪気味で休暇に入りましたが、下界では良い子にしていたおかげで風邪はほぼ完治。
久しぶりに釜の沢から小屋へ戻りました。
この日、多摩市の家を出た時はなんと気温は20℃。
肌寒いくらいの気温にびっくり。
この時期にして嬉しい涼しさなんだけど、沢を行く日なら暑い方がありがたいのに、、、、、。
東沢出合の吊り橋から。
雨、、、、、。
1人で沢を歩く時、雨の日が多いわたし。
テンションも低くなる。
バスの時間で入渓すると小屋に戻る時間が些か心配で、無理してタクシーを使ったので意地でも沢から。
しかし歩き始めれば雨の沢も悪くなく、病み上りの身体もウキウキと、軽くはならなかったなあ。
疲れた。
釜の沢での見所の一つ、千畳のナメ。
いつ来ても気持ち良い場所。
そして釜の沢の白眉。
両門の滝。
やはりいつ来ても息を呑む景観。
何度となく遡行した釜の沢。
その年によって、倒木が増えたり、土砂が出たり、淵が埋まったり、山肌が崩れたり、記憶が曖昧になったり、思い込みが激しかったり、でいつ歩いても新鮮な沢登り。
あれ?
こんなとこあったっけ?
なんて呟きながら這々の体で喘ぎ登る。
ふと沢筋の斜面を見ると夏の花たちが。
シモツケソウやソバナ、カイタカラコウやトリアシショウマと赤、紫、黄色、白と、雨の中鮮やかに咲いていた。
嬉しくなっちゃった。
小屋に戻ると風邪気味の若頭ごっちゃんがお茶を入れてくれた。
畑の大根も元気に育っていて嬉しかった。
梅雨はいつ明けるのかね?
でも、もう少し梅雨空を楽しみたいなと思ってしまった。
今朝の気温は9℃。
下界も涼しかったかしらん?
づめ
by kobushikoya
| 2016-07-23 17:39
| 小屋便り
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