2015年 05月 16日
戸渡尾根、雨の朝 |
後藤さん、お疲れ様です。戸渡尾根から戻った北爪です。
おはようございます。
今朝の気温は8℃。
暖かい朝。
そして雨の朝。
今週休暇だったので、ここで聴く雨音はとても久しぶりな気がする。
雨音を聴いていると心地良く、眠気が〜。
グッと堪えて、昨日歩いた戸渡尾根について書こうかな。
ちょっと肌寒く感じる東京の自宅を出ると、眩しく強い朝日に肌がチリチリいいそう。
この時期の陽射しは痛いくらいで夏の訪れを感じてビビります。
山梨市からのバスも強い陽射しに心地良い風。
耳を澄ませば、降るほど、では無いけど蝉時雨が遠くに聴こえる。
適度な風が心地よい。
休暇の入に下山した徳ちゃん新道を5日ぶりに登り返す。
1600〜1700mのシャクナゲ群生地。
圧巻。
咲き始まりは濃い赤のアズマシャクナゲも時間とともに淡いピンクに変わっていくのが写真でもわかるね。
1869mの分岐から上のシャクナゲのトンネル帯。
やや背丈のある樹が群生、登山道を囲っている。
見上げると頭上の遥か上に咲いていた。
ここら辺はそろそろ見頃。
2400mを超えて間も無く縦走路、ってとこらへんで思い出した様に雪が残っていた。
アイゼン履くほどでも無いと、つい思ってしまう。
しかし凍っているから要注意。特に下りは。
残雪とそれが溶けたドロドロのぬかるんだ道を滑ら無い様に、ドロだらけになら無い様に歩く。
ここから雪の斜面の下り。
滑り止めは着けたい箇所。
このくらいの残雪だとアイゼンも端折りたくなる。
でもこの「ちょっと」で捻挫や骨折の事故がよくある事を頭にしっかり入れておいて。
寝る時は布団を蹴っ飛ばして寝る日も増えた下界の今。
5日振りの小屋では布団にしがみ付いて寝ました。
麓も暑くなってきて、つい軽装で登ってしまうこの時期。
山小屋、特に甲武信小屋は寒いですよ。
暖かいお召し物は必ず。
雨の音、いいなあ。
渇ききっていた山も活き活きするでしょう。
づめ
by kobushikoya
| 2015-05-16 08:50
| 小屋便り
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